留学するなら英会話スキルは必須？必要な英語力の目安を紹介

海外留学を視野に入れて、これから英語学習を始めようとしている方のために、今回は留学に必要な英会話スキルの目安についてご紹介します。後半では、留学のための勉強方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

留学に必要な英語力や英会話スキルの目安

留学に必要な英語力や英会話スキルは、留学する目的によって異なります。次に、3つの目的パターンで詳しく解説します。

語学留学

語学留学に関しては、英会話スキルが無くても留学することは可能です。大抵の場合、留学先の語学学校で英会話スキルに応じたクラス分けがされます。ただし、英会話スキルが低い状態で留学しても、期待通りの成果は得られないかもしれません。語学留学で成果を出すためには、最低でも中学生レベルの英会話スキルを身につけておくのが望ましいでしょう。

4年制大学

4年制大学に留学する場合は、TOEFL®iBT61（英検2級A～準1級程度）以上が目安とされています。しかし、大学によっては、さらに上のスコアや級を求められることもありますので、事前に希望する大学の入学条件を確認しておいた方がよいでしょう。また、英語のほかにも、大学で専攻する分野の知識も必要となります。

高校生留学

中・長期で留学する場合は、身の回りのことを1人でしなくてはいけませんので、留学先の生活で困らない程度の英語力はあると便利です。英検3級～準2級程度の英会話スキルがあれば、留学先でも大きな支障はないでしょう。

留学するために必要な英会話の勉強方法

留学する際は、ぜひ以下の勉強方法を取り入れましょう。

単語や文法の知識を身につける

留学先では、学校のみならず生活の場においても、英語を使う機会が自然と多くなります。知っている単語や文法が多ければ、より多くの内容を英語で伝えることが可能です。

また、語学留学の場合だと、単語や文法の基礎があるかないかによって、英会話の習得スピードが変わってきます。市販の教材や英語学習用のアプリを上手く活用して、まずは中学レベルの単語や文法をしっかりとマスターしておきましょう。

リスニングのトレーニングを行う

留学先の学校で授業を理解するためにも、英会話のリスニング力は必要不可欠です。海外の映画やポッドキャスト、YouTubeの動画を使って、より多くの英会話をリスニングするようにしましょう。また、シャドーイングやリピーティングのトレーニングも合わせると、効率よくリスニング力を鍛えることができます。

英会話スクールで実践力を培う

英会話スクールに通うメリットは、先生から直接英会話の指導を受けられることです。今の改善点や学習の進め方などアドバイスがもらえるので、無駄なく英会話のスキルをアップさせることができるでしょう。英会話スクールによっては、留学対策用のレッスンを用意しているところもありますので、そのようなレッスンを活用するのも手です。

留学前に中学レベルの英会話スキルは身につけておこう

留学の目的によって必要となる英会話スキルは変わってきます。語学留学であれば、英会話スキルが無くても留学は可能ですが、授業で後れを取らないためにも、中学レベルの英語力は身につけておきたいものです。留学前に余裕をもって英語学習を進めましょう。